「豆知識、くもり止め」

みなんさんこんばんは 
今日はダイビングでよく使う曇り止めについてちょっと語ります。アイコン


みなさんはどうしてマスクが曇っちゃうか分りますか?
そう!あなたの鼻息が荒いから、アイコン
ではなくって陸上で、目とマスクの間にある空気が暖まり、水に入ると一気に冷やされ,あふれ出てきた細かい水滴がガラスの内側に、くっついちゃうから曇るんでしたね。アイコン


では、どうして水滴がガラスにくっつくのか?
それは、ツルっと見えるガラス表面は、実は細かい凸凹がいっぱいあり、そこに
水滴が引っかかったり、表面張力によって丸くなって流れていかず、そこらじゅうにとどまってしまうからなんです。


これを防ぐ為に使用するのが曇り止め液(界面活性剤)。
これをガラス表面に薄く広く塗ると、ヌメっとした感じで、凹凸を平らにすることが
出来るんですね。
するとアイコン
①水滴が滑り落ちて引っかからない、または表面張力を弱めて丸まらない。
②付いた水滴をすぐに蒸発させる、或いは近傍の水蒸気を凝縮させない。
これらの効果のお陰で曇らなくなるのです。


その気になれば。洗剤、お醤油、歯磨き粉、たばこの葉等、究極の
「つば」など、代替品として使えるのですが・・・。
やはり、臭くない、目に優しい、衛生的、すべてで安心な専用の曇り止め
がお勧めです。


ダイビング用として販売されている数ある商品のほとんどを使用して見ましたが、
現在メインで販売しているSASの曇り止めが一番効くと思いました。(商売抜きで)アイコン


時々、この商品をBCのポケットに入れっぱなしにされている方がいらっしゃい
ますが、海水の圧力でどんどん中に海水が浸入し、使っても使っても減らないと
いううれしくない状態がおこります。(中身が薄まっていくのです)


アイコン写真に掲載しましたログタンク、こいつは偶然この曇り止めとサイズがぴったりですからこの中に入れて使用しましょう、そうすれば、薄まることもなく、海の中でも、いつも肌身離さず曇り止めを
持ち歩けますよ!
DSCN5158.jpg

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